| 〜10月半ば〜 | HRM淡路ツーリング前に桜井ホンダで整備してもらったとき ホンダ浜松工場見学ツーリングに誘われた。 この手のツーリングに参加すると輪を乱しそうなのでいつも断っていたが 「運が良ければ'01CBR600Fiの生産が見れるかも」と言うショップの人の 言葉をそのまま空場@NSRに投げ、判断を任せた。 予想通り「参加しましょう」という返事。 「え〜、もう冬眠したいのにぃ〜」としぶしぶ参加を決定する・・・ 前日に集合時間を確認してビックリ。 桜井ホンダに6:30集合だと・・・ 「だから冬眠したかったのにぃ〜」 |
| 〜11月23日〜 5:00 |
気が乗らないはずなのに、ここ一番の目覚め。 RRも5時半には目を覚ます。 いつまでも吐き続ける白煙(水蒸気)と、65℃から上がらない水温計。 冷たい風が肌に突き刺さるっていうのは、こういう気温だと思った。 |
| 6:15 | 環八から甲州街道に入ると、目の前に黄色いRRを発見。 ちょっとコワイ格好してるので近寄り難いものの、TSRの楕円サイレンサーに 見とれてストーキングしてみた。 そのまま一緒に桜井ホンダに行くが、集まっていた3台の中に まだ空場@NSRの姿はなかった。 受付を済ませてさっきのRRを見ると、コワイRRのオーナーはカワイイ女の子だった。 だからというわけじゃないが、すかさず近寄って話し掛けた。 ピッカピカの'01RR(黄・北欧)は日曜に納車したばかりで、走行距離はわずか100km。 なのに昨日TSRのフルエキを入れたばかりだとか。 CBR600Fからの乗り換えというだけあって、この娘、ただ者ではないな・・・ すでに到着した空場@NSRをほっといて、オオガさんという'00RR(黄・北欧)と仲良くなる。 今日は彼と一緒に走ろう。 |
| 7:30 | 海老名SAで続々と合流し、60台のバイクがひしめき合っていた。 NSR150、FTRといったところから、XXやGL。NRやFORZAで参加する人もいる。 一番多いのは、なんと新型RR。7台はいたかな!? 桜井スタッフは5・6人。 しかし、彼らが先導するわけでもなく、 かといって、グループ分けを指示するわけでもない。 初めて顔を合わせたバイク乗り達はごく自然に、自分と同じ匂いのする仲間と集団を形成する。 自由気ままに走る赤村@RRは、一応グループの後ろについてみるものの30秒も我慢できず、 空場@NSRとオオガ@RRを引き連れて群れを離れてしまった(^_^; |
| 10:00 | SA毎に休憩する群れから離れ、富士川SAを飛ばして牧ノ原SAに着いた。 しばらくしてシフトレバーをぶらぶらさせながらNSRが到着する。 この間クラッシュしたのが原因か、ボルトが緩みシフトのアームが根っこから外れたらしい。 RR:「シフトレバーの角度を調整してから締めろよ」 と注意してタバコをふかしていると 一生懸命カウルを外してボルトの締め付けをやっていた。 NSR:「なんか変な角度ですねぇ、どうやって調整するんでしょ?」 RR:「・・・。だから差し込む時に調整しろっていったのに〜」 NSR:(^_^; さらにNSRの不調は続く。 一定の周期でリアがブレると言う。 もしかしたら帰りまでもたないかな・・・ |
| 11:00 | バラバラで移動していた60台が浜松ICに集合する。 もうすぐ浜松工場だと安心する集団の中で、心配そうな顔をした人達にNSRが囲まれた。 スタッフ:「これはリアのベアリングにガタがきてますねぇ。工場までもてばいいんですけど・・・ 焼き付くとロックするからできるだけ先頭で、ゆっくり走って下さいね。」 ダメだとわかっていてもスタッフが一緒というだけでなんか安心だね。 |
| 11:30 | 前方300m、後方にも100mくらいは続いているだろうか。 先頭集団が車線変更をすると車が飲み込まれるように埋もれていく。 さすがに60台が並んで一般道を走行する光景は言葉にできない凄さがあるなぁ。 ニヤニヤしながら走っていると、前の集団がザワついて歩道に止まった。 あーあ、とうとうNSRが逝ったか・・・ と思ったら、その向こうに振り返るNSRの姿があった。 どうやらX4が立ちゴケで右ステップを折ったらしい。 NSRの真後ろについて、再び走り始めた。 たしかにリヤが左右にブレながら、断続的に「ガッ!チュキーン!」という 聞いたことのない異音が鳴り響いている。 その音が大きく鳴り続けたとき、とうとうNSRは走ることを諦めた。 工場までもたなかったか・・・ スタッフに近辺のホンダ系列店を探しまくってもらったが、ベアリングの在庫を かかえるショップなんて、あるはずもなく・・・ XXに乗るスタッフに先導され、近くのショップに持ち込んだ。 |
| 12:30 | NSRの入院手続きを済まし、コンビニの駐車場で昼食を取った。 うなぎ食べたかったのに・・・ RR:「じゃぁ浜松工場に向かいますか。空場、後ろに乗れぇ!」 って、新型RRの初タンデムをこんなところで奪われてしまった(ToT) これはマジ本気でショックだったんだなぁ。 肩につかまろうとするタンデム初心者を振り払い 「綱を持て、綱!」と騒ぎ立てて、そろりそろりと工場に向かった。 |
| 14:00 | 浜松工場の駐車場で再び合流。 プレゼンルームで会社説明ビデオを見た後、生産ラインを見学した。 周辺にはクランクケースやピストンが山積みしてあり、大勢の人が手作業で組み上げている。 クランクケースがベルトコンベアーで流れてきて、説明を聞きながら50mくらい歩くとエンジンが完成!! ただのアルミの板がプレスにかけられ、綺麗な形のタンクが出てくる。 あっという間にいろいろな物が作りあがる光景は予想以上に凄かった。 でも一番感激したのは最終組み上げ工程かな。 見たことないフレームが流れてきて、いとも簡単にスイングアームやフロントフォークを取り付け、 エンジン、タンク、カウルを取り付け、やはり50mも歩けばあっさりと完成している。 完成したバイクは・・・なんと'01CBR600Fi(欧米使用)だった!! いやぁ〜めちゃくちゃカッコ良い!! 1便が上陸する前に間近で見れるなんて、本当に運が良い。 しばらく釘付けになっている空場。次の愛車はコイツにすると決めたんじゃないかな。 |
| 17:00 | 綺麗なオレンジ色の夕日に照らされながら、「もうお別れですか。寂しいですね」と空場がつぶやく。 RRと、NSRを置いて帰る空場を乗せたスタッフのXXは浜松西ICに向かう集団とは反対方向の浜松駅に向かう。 すっかり暗くなったころ、迷いながらも浜松駅に到着し、空場とお別れする。 貴方はまた来週、独りで来なきゃいけないのね・・・ なんとしても集団に追いつきたいスタッフ@XXさんが「RRの慣らしは終わってますよね。ガンガン行けますか?」 と聞いてきたので、何気なく「大丈夫ですよ」と答えた。 バイク屋のXX乗りにそんなこと言うもんじゃないなって気が付いたのは東名に乗ってからだった。 だって、ウチの9Rよりシビれる走りなんだもん。 ○○○○のに、あんな○○であんな○○○・・・具体的には言えません♪ ビビリながら、叫びながら、半泣きになりながら、牧ノ原SAで最後尾グループに合流した。 トップグループに追いつきたかったので、スタッフ@XXにお礼を言って先に出た。 が、富士川SAまでの間にあっさり抜かれた。 「もうAY(え〜わい)。ついていけん。体がもたんわ。」 |
| 19:30 | 富士川SAで、やっとオオガ@RRに追いついた。 また一緒に走ろうと誘われて後をつけると、NRを先導に、オオガ@'00RR(黄・北欧)、 '00RR(黄・北米)、'00RR(赤・北米)、そして赤村@'00RR(青・北欧)。 まぁ、なんて豪華メンバーなんでしょう♪ 先導車が先導車だけに、あっという間に足柄SAに着いたのは言うまでもない。 到着してからRRが一台増えていたことに気が付いた皆さんはすぐに受け入れてくれた。 5台並べて記念撮影。なんと総額1千万以上!! お互い名前を聞くことも忘れたまま、RRの乗り心地や性能、峠の話、今まで乗ってきたバイクの話、 故障談、事故談、etc・・・ 腕を組み、寒さに震えながら、延々と立ち話は続く。 いい加減終わらないので、とりあえず最終SA、海老名に向かおうと切り出した。 「今度は順番を変えて行こうよ」 って、結局みんな後ろから眺めたいから誰も走り出さないし。 「じゃ、じゃぁ、お先に(^_^;」 オオガ@RRは慣らし中だし、ノンビリ走りますか。 というのも、ブチ切れた車を見つけるまでしかもたなかった。 リミッター効いてるけど、なかなか面白いじゃん。 ピッタリ後ろにつけたまま、海老名手前、S字の続く長い下り坂を一気に駆け下りた。 ビビッてたのか、みんなと一緒に走っていることに興奮しているのか、 すっごい心臓が痛かった。 |
| 21:00 | 21:00 「めちゃめちゃ怖かった。」「よくあんな突っ込みを・・・」「慣らし中だったけど・・・」 また一斉に話始めた。 みんなよく付いてきたよ。水蒸気でシートがひたひたになるような冷え込みの中、 繋ぎ目でケツを滑らせながらバトルしてきたんだから・・・ 無謀とも思える走りだったらしいけど、同じRR、僕が曲がれるってことは 自分達も曲がれると信じて付いてきたらしい。 「ごめんなさい。ミラー見る余裕がなかったもんで(^_^;」 最終グループの無事を確認したスタッフにお別れを言われ、僕らが最終グループになった。 そりゃそうだね、22時過ぎてんのにおしゃべりしてんだもん。 そして最後の最後まで名前を告げることなく、再びバイクに跨った。 今日一日楽しかった、みんなに会えて良かった、という思いを表現しているのか みんな4車線をいっぱいに使ってはしゃぎまわった。。 遠く消えていくテールランプを見るのは寂しかったけど、 自分がバイク乗りあることに幸せを感じた一日だった。 また彼らと走れる日を楽しみにしながら、長い冬眠に入ります・・・ |